「甘味加工」とは
あらゆる食材を甘く加工します。そのままでは日持ちしなかったり、輸送に耐えられなかったり、青果では売れなかったり、新しい消費提案が欲しかったり、当社独自の甘味加工技術により問題を解決します。
「糖蜜加工」
昔から食品加工に重用されてきた砂糖。砂糖は素材に甘さを付与するだけでなく保存性を高めたり食感をよくしたり香りを吸着し閉じ込めたりとなくてはならない存在です。砂糖だけでなく目的にあった糖類を適切に使用することで素材に新たな魅力を。砂糖や糖類の力を素材に付与する加工です。
「発酵加工」
甘味要素であるぶどう糖を素材のでんぷんから発酵分解できる伝統の糀の力に注目。発酵加工という名のもと素材の持つ成分のみで自然の甘さを引き出す加工法を研究開発。砂糖などとは違った素材や発酵の風味が生きる優しい甘味になり栄養価も高まります。糖蜜加工のように付与するのではなく素材の魅力を引き出す加工です。
当社では素材の種類や目的にあった「甘味加工」で新たな商品の提案を行っています。
糀のあん
kouji no an
発酵技術と製餡技術のコラボレーション
当社は代々製餡業を営んでまいりました。
砂糖はあんこを甘くし保存性を高めるなどなくてはならない存在です。
素材を“甘くする”もう一つの加工方法として「まるみ麹本店」様の協力を得ながら“糀”を使った発酵による甘味加工にも注目し研究を重ねてまいりました。
その結果、糀による発酵技術に弊社の製餡技術を掛け合わせた“糀のあん”製造に辿り着きました。
小豆本来の風味や香りを大切に、発酵による甘味を最大限に引き出す配合、さらに”あんこ”としての甘味まで高める練り、“発酵”と“製餡”と言う日本の伝統技術のプライドを掛け合わせた“糀のあん”の誕生です。
ストーリー
Our Story
すべての“実り”に感謝を。
一つの実りの中には土壌の力、その地域の歴史、生産者の思いと様々な魅力が詰まっています。
手にしたすべての実りに感謝・敬意を表し、ご提供までの廃棄ゼロを目指した優しい提案を。
当社は代々続く製餡業の家系です。
製餡は昔から変わらない、シンプルな食品加工です。
とてもアナログです。
小豆と砂糖と水。
粒あんは小豆のすべてを使っています。
煮汁も赤飯などで使用します。
昔の技術はシンプルで、合理的。
そんな技術と経験を応用し、
“歴史ある技術で新たな商品開発”
“気持ちのいい消費提案”を。
甘味加工
Sweetning
砂糖/糖類の力を付与する
“糖蜜加工”
で素材に新たな魅力を。
糀による
“発酵加工”
で素材の魅力を引き出す。